共産党の学校施設調査が市政を動かす!日本共産党6人 この夏、再調査
東大阪民報No.10981
市議団とかみの淳一前市議の日本共産党6人は、7月から学校施設の再調査を進めています。
5年前(2018年)、党市議団が、市立小中校と日新高77校の全77校の施設を調査した際、各学校から
- 雨漏りがひどい。何とかしてほしい。
- 施設課に毎年要望を出しているが、予算がないとのことでずっと放置されている。
等の声が出されました。日本共産党はこれら学校老朽化の詳細な調査結果を明らかにし、市に抜本的な改善を求めてきました。
4年前から年間5億円の改修予算が付き、「学校施設長命化計画」が進められてきました。
今回の調査の中で、雨漏りの原因だった屋上防水の劣化、老朽化は解消(2024年度実施の学校も)され、「雨漏りはなくなった」と多くの学校から報告されました。「雨漏り用バケツ」も掃除用のバケツとして本来の活用がされるなど、改善が大きく進んでいます。
教育委員会の施設整備課からも、6月議会の文教委員会の中で「雨漏りの改善要望は大きく減った」と答弁がありました。
まら、防火扉の改善も各校で進められ、防火シャッターの下にエアコンの配管が通っていた学校も配管の付け替えがされていました。防火扉をを取り替えて開閉ができるようになった学校がある一方で、防火シャッターが落ちてこないように固定しているままの学校も残されていました。
体育館は、以前に子どもが床のささくれで大けがをした学校がありましたが、床の張り替えが行われきれいになっていました。
また、今年度からの体育館へのエアコン設置に伴い、体育館の雨漏りの改善や体育館トイレの洋式化なども進められ、エアコン設置と同時にきれいで使いやすい体育館へ順次変わってきています。
喜ばれています! 学校図書司書の配置
日本共産党の質問でゼロから19人に増えた学校図書司書。各学校の校長先生とお話しすると、多くの学校から「司書が配置されて助かっている」との声が出されています。
- これまで放置されてきた図書の整理がされた。
- 図書室が一日開いていることが図書の利用につながっている。
- AET(ネイティブの英語の先生)と司書が協力して、英語の本の読み聞かせをしている中学校もあるなど、司書が配置されることによって新たな取り組みもはじまっている。
その一方で、「週に1日ではなく、学校司書を毎日配置してほしい」との要望が、学校からも出されています。引き続き77校全ての市立学校に司書の配置をさせるために、日本共産党は取り組んでいきます。