No.363-1
PCR検査・抗原検査の大規模で効果的な実施。
医療提供体制、保健所体制の強化さらにすすめるべき。
●8月の1か月だけで3,385人というこれまでで最大の感染の広がりがあった東大阪市。自宅療養者も8月には984人、7月の106人と比べても9.28倍となりました。
●中でもこの第5波の特徴は、20代と10代以下の子どもたちの感染が多いことです。東大阪ではこの2つの年齢層で感染者全体の49%を占めました。子どもたちや若い層への対策を強化しなければならないことを議会で訴えました。
●特に感染を防止していく対策が必要です。安全・迅速なワクチンの追加接種と一体で、PCR検査と抗原検査をもっと大規模に効果的にすすめることが大事だと提案しました。
●学校や保育園では、子どもたちと職員に「PCR検査と抗原検査」が先議決定されましたが、1回きりの検査ではダメで、効果的にその必要性を判断して、高齢者・障がい者施設のように定期的な実施も考えるべきだと提案しました。
●その他、
①スピード感ある疫学調査を行うとともに、陽性者は自宅療養でなく医療機関対応を基本にすること。そのために医療提供体制の強化を図り、府にも求めること。
②当面、自宅療養者へのフォロー体制と訪問診療の強化を図ること。
③保健所体制の更なる強化を図ること。
④妊産婦学会が示した対応に基づき妊産婦への医療を万全にすること。
⑤子どもたちへの感染防止対策と相談の強化を図ること。
などを求めました。